住所は無番地!?青ヶ島村図書館ってどんな所?


投稿日:2017年06月26日


概要

東京都で最も小さな図書館、それが青ヶ島にある青ヶ島村立図書館です。
蔵書数ランキング、貸出冊数ランキング、来館者数ランキング全てにおいて東京都で最も低い順位なのが青ヶ島村図書館です。それもそのはず、島の住民は168人、小さな島の小さな図書館なのです。住所も無番地、そんな青ヶ島村図書館を紹介します。

トピック

  1. 青ヶ島村ってどんな所?
  2. 図書館の住所、無番地ってどういうこと?
  3. 青ヶ島村図書館の特徴

青ヶ島村ってどんな所?

青ヶ島(青ヶ島村 あおがしまむら)は東京の伊豆諸島南部にある島。人口はなんと168人、日本で一番小さな村だそうです。
二重式火山という火山の中に更に火山ができるという珍しい現象によって成立している島で、そういった島は世界でも非常に珍しいそうです。
本州の東京都からは羽田空港からの飛行機で八丈島まで1時間弱、そこからヘリコプターで20分、もしくは船で2時間30分の道のりです。
朝一番の飛行機を使えば7時30分に羽田を出発、2時間後には青ヶ島村に到着です。

図書館の住所、無番地ってどういうこと?

実はこの図書館、住所が「東京都青ヶ島村無番地」となっています。
小さな青ヶ島村では、全ての場所の住所が無番地、つまり固有の住所が存在しないのだそうです。面積が約6平方キロメートルと狭く、世帯数も100もない、そういう状態だからこそできることですね。無番地(番外地)は日本全国で見てもかなり珍しい状況です。
島の北部に位置するこの図書館もその中の1つ、ということで住所は全国の図書館でも珍しい、唯一の無番地となっています。

青ヶ島村図書館の特徴

冒頭でも書いているように青ヶ島村図書館は蔵書数も約1万冊と少なく、訪問者数や利用者数もかなり少ない図書館です。
とはいえ、住民数で考えるとそんなに少なくもない数字かもしれません。地域住民の方の読書・文化活動に大いに貢献しているといえます。
開館時間は14時30分~17時10分の3時間弱と短いですが、月曜日~金曜日まで開館しています。
青ヶ島村の公務員の人数は人口に比して多く、このあたりのサポートはしっかりしているといえるでしょう。
なお、「青ヶ島村立図書館館則」によると同時の貸出冊数は3冊まで、10日以内に返却とのことです。少し少なく短いですね。
「個人貸出ブックカードは、青ヶ島村内に住所を有し、かつ、確実な保証人がある者に対し」とあるのでカードを作る条件も厳しそうに見えます。現実的な運用はわかりませんが、かなりしっかりとしていますね。

おわりに

東京都でもっともこじんまりとしている青ヶ島村図書館。
なかなか島自体に訪れる機会もありませんが、東京からのアクセスはそんなに悪くはないので、島に行く機会があったら図書館にも訪問してみたいですね。

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