必見!図書館で予約困難な人気賞の受賞作品を早く読む方法


投稿日:2017年07月16日


概要

最近はどこの図書館でも受け付けている本の予約。非常に便利な機能ですが人気の作品は多くの予約待ちとなることが多くなかなか自分の順番が回ってこないことも多くあります。
特に本屋大賞や芥川賞、直木賞など有名な賞を受賞した作品は話題になって、予約が殺到することもおおくすぐには読めないケースが多発します、そんな際に少しでも早く図書館で本を読める可能性がある方法をご紹介します。

トピック

  1. 図書館の予約ランキングには本屋大賞や芥川賞の受賞作がずらり
  2. 通常の予約を待っていてもなかなか順番が回ってこないのが図書館の予約事情
  3. 賞を受賞した場合は雑誌に掲載されている可能性がある。
  4. 単行本よりも雑誌の方が早く読める可能性大

図書館の予約ランキングには本屋大賞や芥川賞の受賞作がずらり

本に関する有名な賞を受賞すると作品の話題性や知名度、人気があがり、一気に発行部数が伸びる場合があります。そういった本は図書館でも読みたい人が増える傾向にあります。
例えば、都内でも最も利用者数が多い練馬区の図書館のサイトで予約ランキングを見ると、
1位は恩田陸さんの本屋大賞と直木賞の受賞作品である「蜜蜂と遠雷 」
2位は芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの「コンビニ人間」
3位は大人気作家村上春樹さんの「騎士団長殺し」
4位はやはり本屋大賞一位の宮下奈都さんの「羊と鋼の森」
5位は芥川賞を受賞した又吉直樹さん(ピースの又吉さん)の「火花」
ということで、村上春樹さんの作品を除くとやはり受賞作が圧倒的な人気を誇っています。
受賞した作品は当然発行部数が伸び購入する人も多くなりますが、書籍全てを買うわけにも行かず、そんな時に無料で本が読める庶民の味方図書館でも、みんなが読みたいために予約が殺到することになります。

通常の予約を待っていてもなかなか順番が回ってこないのが図書館の予約事情

しかし、予約ができても実際にはなかなか読むことができません、これがせいぜい予約者が1,2人程度の本であればすぐに自分の順番が回ってくるのですが、この練馬区の情報を見ると(現在残っている予約数なのか、述べの数字なのかは確認できませんでしたが)
例えば「蜜蜂と遠雷」については所蔵点数が27点なのに対して予約件数が1681件というものすごい数字になっています。
図書館の貸出期間は通常2週間程度となっています。とうことで、全ての本が2週間で1回転するとすると124.5週間、ということで現在予約の最後尾の人が本をよむのは約2年後というとんでもない順番になってしまいます。
仮に1週間で返却されたとしても1年以上先です。
なお、この「蜜蜂と遠雷」が最も大きな数字でしたが、それ以外の本も人気のものはやはり順番が回ってくるまでに1年程度かかってしまうものが複数ありました(上に載せている書籍は軒並みそのような状況になっています)

賞を受賞した場合は雑誌に掲載されている可能性がある。

さて、このような人気の作品を読みたい場合にはなかなか順番が回ってこない、1年待ちの単行本の予約をするしかないのでしょうか。実はすべての書籍に対応できるわけではありませんが、これらの本をもっと早く読む方法があります。
それは、受賞作を掲載している雑誌の予約をしてその雑誌を読む方法です。
例えば芥川賞の受賞作の場合はその発表のタイミングの「文藝春秋」に全文が掲載されています。又吉さんの「火花」を読みたい場合は「火花」の単行本を買う以外にも「火花」が芥川賞を受賞したタイミングの文藝春秋を読むという方法があるわけです。
最近は芥川賞を2作品が同時受賞するようなケースもありますが、そのような場合はなんとその2作品ともが載っています。非常にお得です。
また、直木賞の受賞作も「オール読物」に掲載されていますし、それ以外でもどこかの雑誌の新人賞を受賞した作品はその雑誌のバックナンバーに掲載されている場合があります。
また、受賞作とは別の観点ですが、書き下ろしではない、雑誌掲載をまとめた作品の場合は連載時の雑誌を1冊ずつ追いかければ内容を読み切ることができます。
図書館であれば過去のバックナンバーも含めておいてある可能性が高いですので、こういった方法で単行本の予約が埋まっている書籍を読むことができる場合も多いです。

単行本よりも雑誌の方が早く読める可能性大

また、これらの有名な雑誌であればどの図書館でもだいたいおいてありますし、用意している冊数が多い場合もあります。また、名前で検索→予約ということは難しいので、意外と予約の穴場になっていることも多いのです。
上に上げたような有名な本であれば、まずこちらの雑誌を読むほうが早く読めます。
もちろん単行本ならではの良さもありますが、まずは内容に触れたいということであれば、文字そのものは同じですのでこういった方法を取ることも十分に可能でしょう。
また、書籍によっては単行本が発行されてからしばらくは図書館に並ばない、というようなことも考えられます、そのような場合にも雑誌は必ず発売タイミングで図書館に並びますので、確実に読むことができます。

おわりに

以上のように、予約で読むことが難しい人気作品ですが、掲載されている雑誌を読む、という発想の切り替えができれば半年待ち、1年待ち、2年待ちといった行列に巻き込まれずに早く読むことができます、きになる作品がある方はその作品が他の雑誌に掲載されていることは無いか調べてみると良いでしょう。

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